無保険車傷害保険とは？メリットやデメリットは？
自動車を運転する限り、任意保険に加入することは最低限のマナーだといえますが…
しかし現実には、加入していないドライバーが存在するのも事実
事故を起こして1等級となってしまって、保険会社に加入を断られてしまった場合
保険料を支払いたくないので加入しないなど、現実に無保険の自動車が公道を走っているのが現代
ちょっと信じがたいかもしれませんが、あなたが思うより無保険の自動車は多いといえるでしょう。
こういった、無保険車と事故を起こしたときは、自賠責保険のみの補償となっちゃいますね。
補償としてはとても心もとないものです。
無保険車傷害保険とは
無保険車傷害保険は、万一あなたの事故の相手が無保険車だった場合に備える保険です。
無保険車傷害保険は、自動車事故において無保険の運転者や、加害者から受けた損害を補償する制度となっているわけですね。
無保険車傷害保険メリット
補償範囲が広い
無保険車傷害保険は、医療費や後遺障害などの被害の補償だけでなく、通院費用や休業損失もカバーすることがあります。
迅速な支払い
一般的には相手方の自賠責保険会社より早く支払われる場合が多く、経済的な負担を軽減することができます。
加入しやすい: 誰でも加入できるため、自身の安全対策以外でも万一に備えることができます。
無保険車傷害保険デメリット
限定的な対象範囲
無保険車傷害保険は他人から受けた被害に対してしか補償されず、自身や同乗者への被害への補償はありません。
補償額や条件に制約がある: 各保険会社によって補償額や条件が異なるため、契約内容を注意深く確認する必要があります。
無保険車傷害保険は、無保険の運転者から受けた損害をカバーすることで、被害者の経済的負担を軽減する重要な制度です。
ただし、利用時には各自の契約内容や条件を理解し、必要な場合は専門家と相談することも大切です。
無保険車傷害保険が支払われる対象
- 任意の自動車保険に加入していない自動車
- 任意保険には加入しているの、免責事項に該当して保険金が支払われない
- 任意保険に加入していても保険金額が損害額を下回る
- ひき逃げ、当て逃げなどで加害者が特定できない
このような自動車と事故があった場合に、無保険車傷害保険が適用されるケースがあります。
運転者や同乗者が死亡または後遺障害を被ったとき、相手方から十分な補償を受けられない場合に、支払われる保険というわけですね。
支払われる金額は、自賠責などで支払われる金額を除き2億円が上限となっています。
ただし、あなたに重大な過失があった場合、無免許、酒気帯び、麻薬や薬物を使用していた場合
台風や洪水、高潮による被害の場合などは、対象となりませんのでここは注意点ですよ。
